ブータンへ調査にいきました

2015年10月25日〜11月2日にブータンへ現地の養鶏の現状調査へ出かけました。

5月にブータンからみやぎ農園に視察に来たブータン国農林省畜産局の職員であるツェワンさんがみやぎ農園の微生物活用の技術をブータン国で活用できないか、という考えを実現するための調査に代表の宮城盛彦が実際に現地に赴きました。

 

ブータンでは、養鶏農家を訪れ、彼らが実践している養鶏を実際に見ることに注力しました。日本での方法論を無理強いするのではなく、現地の問題を抽出し、もっとも効率的に効果が得られるものは何かを見極めることが大切だと思ったからです。新しい技術が難しければ、普及は難しいですし、コストがかかるようではビジネスにはなりません。そして、人の心情として、その効果をちょっとでも早く見たいという気持ちも理解すれば、何年もかかってから、効果が出るものではいけないわけです。

 

また、政策を作る機関である農林省にも挨拶にいきました。農林省大臣を始め、実務のトップである畜産局局長などと意見交換をしました。畜産分野における養鶏はとても盛んです。鶏卵の自給率はいち早く100パーセントにのせられるほどの技術がすでにあるからです。しかし、飼料の価格上昇などの生産コストが上がっていることもあり、農家は思ったより、収入が少なくなってしまうのが現状だということです。

 

今回の調査をもとに、ブータンの養鶏業を微力ながら改善できるプロジェクトを現地農林省とともに立ち上げていく計画です。「幸せな国」といわれているブータンで、私たちも幸せを感じながら、幸せを届けられれば、こんなよいビジネスはないはずです。このプロジェクトには養鶏の他に、ブータンで大学は出たが就職ができない若者にも関わってもらい、卵をつくるだけでなく、産業として循環する形を模索していきます。

 

パロ空港

山の間にある空港。ランディング間際にカーブする航路はスリリングだ。

鶏卵とり

日本と比べると産卵率が低い。原因は何であるか、複数の農家を訪ね調査する。

畜産局局長

農林省畜産局局長との意見交換。微生物の活用にとても興味を示してくれた。

YBC オフィス

若者たちがグループを立ち上げ、新しいビジネスを作り出そうとしている。ここは彼らのオフィス。