みやぎ農園とは

再発防止対策および今後の方針について

2026年4月10日 株式会社ファームミヤギ・株式会社みやぎ農園

第三者調査の報告書で提言された「再発防止策」を具体化します

  1. 意思決定方法の再構築
  2. 情報共有の徹底、適切なシステムや数値指標の設定
  3. 外部の視点の導入
  4. 経営理念・経営方針の設定と実践

1.意思決定方法の再構築

  • 養鶏・畜産に詳しい外部企業の方をファームミヤギの社外監査役に登用する
  • 社外監査役に参加していただき、毎月取締役会を開く
  • 取締役会の中で現状の記録を社外監査役にも確認していただく(形骸化しないよう記録を残す)

2.情報共有の徹底・適切なシステムや数値目標の設定

ファームミヤギの情報開示を図り、共有化の徹底を行います。常に生産規模及び出荷量をデータベース化し、外部仕入がないことを数字で見える化します。

  • 生産計画・生産実績・販売計画・販売実績を日々記録し「受注量≦生産量」が分かる状態にする(全社員が閲覧可能)
  • 情報を基に、数値目標の見直しを行う
  • 監査対応など、出荷先から求められれば、中間流通業者の同意と個人情報に配慮し開示する

■ 具体的な記録3つ

  1. 1.生産規模の把握
    雛の1回当りの導入羽数と年間導入回数、廃鶏の1回当りの羽数と年間回数の記帳
  2. 2.鶏卵の生産能力の把握
    生産日量/数量及び廃棄卵量を記帳
  3. 3.鶏卵の出荷状況の把握
    出荷先及び出荷量およびバラ出荷/パック出荷など形態を記帳

上記1〜3の3つを記録に残すことで「生産量≧出荷量」を担保することができます。
出荷先から求められれば、いつでも開示できる状態にします。

3.外部の視点の導入

  • 社外監査役・社外取締役を登用し、外部の意見を取り入れる
  • 従業員が不正や問題点について、経営陣を経由せず弁護士及び公の広域通報窓口(消費者ホットライン)などに通告できるようにする
  • 上記の連絡先をスタッフがいつでも見られる場所に掲示し、直接相談できる体制を作る

4.経営理念・方針の設定と実践

■ 経営理念「安心を手に取ってもらう農業へ」

私たちは、沖縄から生産者と消費者をつなぐ存在として、すべての取引・表示・品質において誠実であり続けます。
過去の過ちから目を逸らさず、透明性と説明責任を徹底し、「安心して選ばれる農園」を再構築します。

経営方針(3本柱)

① 徹底した透明性(可視化)―「見えない不安」をゼロにする

  • 生産履歴・流通履歴の管理と可視化、第三者が検証できる環境を作る
  • お客様・関係者の意見を傾聴し、品質およびサービス向上を図る
  • お客様・関係者が安心して訪れることができる現場を築き、評価できる仕組みを構築する

② 自然の摂理にそった生産環境―「曖昧な判断」をなくす

  • 動植物の本来の能力(生産規模)に合わせた判断基準をもつ
  • 少しでも疑義があれば出荷しないことを徹底する
  • 後世にわたって持続可能な生産環境を整え、誰もが安心して手に取れる商品を届ける

③ 信頼を生む組織と関係性の再構築―「人と仕組みの両面で信頼をつくる」

  • 地域農業の課題を地域と一緒に取り組み、次世代が安心して農業ができる環境を整える
  • 生産者との公正で継続的な関係を構築する
  • お客様・関係者との正直な対話を継続し、信頼関係を築いていく

会社概要

会社名
株式会社みやぎ農園
創業
昭和63年
創立
平成20年
業務内容
・平飼い養鶏業
・有機野菜の栽培
・農畜産物を活用した食品加工(マヨネーズ、ジャム等)
・契約農家の青果物栽培管理、営農指導
・上記業務の農畜産物、加工品、鶏ふんなどの資材販売
・GAP委託管理(マクドナルドGAP(MGG)等)
・国内外への養鶏技術、野菜栽培技術移転(ブータン等)
・上記食品の海外輸出
・民泊及び農業体験
・農業勉強会の運営
従業員数
22名(うちパート、アルバイト9名)
住所
〒901-1203沖縄県南城市大里字大城2193番地
代表者
小田 哲也
連絡先
TEL: 098-946-7646
FAX: 098-946-7764

MAP

沿革

昭和55年
宮城盛彦が兄の元で養鶏業(ケージ飼い)を始め、育雛担う。
昭和60年
近代養鶏とは別の方法を模索し、兵庫県の渡辺養鶏場(平飼い)を視察する。
昭和63年
経営分離をし、宮城朝子を代表者とし、平飼い養鶏をスタートさせる。
平成7年
養鶏場が建つ山で採掘権をめぐる裁判が始まり、自然地域との共存を図る。
平成8年
かりゆし市(大里にある農産物直売所)開設の主要メンバーとして携わる。
平成12年
自社の卵を用いたマヨネーズの生産・販売を開始する。
平成17年
自社認証の特別栽培を開始し、近隣農家の野菜販売を行う。
平成20年
法人化を行い、沖縄県認証特別栽培を開始する。
平成21年
沖縄微生物農業ネットワークとして月に1度の勉強会をスタートさせる。
平成22年
自社農園での、新規就農研修をスタートさせる。
平成23年
台風2号により、育雛舎が破壊され、選別場と一緒に再建を行う。
平成26年
沖縄県外へ向けた青果物の出荷をスタートさせる。
平成27年
野菜出荷場、加工場及び事務所を新設し、養鶏場と分離する。
全国放送(TBS)「マツコの知らない世界」でマヨネーズを取り上げていただき、爆発的に売れ行きが伸びる。
日本生産者GAP協会のGAP評価員の資格をみやぎ農園から2名取得する。
ブータンへ市場調査に行き、養鶏の技術移転に取り組み始める。
平成28年
学生との連携や、観光視察の受け入れ等を始める。
平成29年
代表取締役社長に小田哲也が就任し、宮城盛彦は会長となる。
八重瀬町にも鶏舎を持ち、羽数10,000羽前後まで増やす。
JICA草の根支援事業を活用し、ブータンへの養鶏技術移転を開始する。
輸出を模索し始め、台湾へのマヨネーズ輸出をスタートさせる。
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